【令和6年能登半島地震 連合救援ボランティア 第10クール活動報告(5/28)】

 28日(火)も雨夜模様で肌寒いなかではありましたが、7:00に七尾市の宿(ベースキャンプ)を出発しました。
 珠洲班15名(全労金2・全印刷2・サービス連合4・UAゼンセン7)全員で軽トラック6台、1tトラック1台に分乗し、依頼のあったお宅へ訪問しました。訪問先では、地震の影響で使用できない家財(タンス・机・ベット・布団・毛布・流し台)を自宅から運び出し、仮置き場まで搬送して処分するや、地震の影響で歪んで使えなくなった戸を外す作業を行いました。
 朝から雨が降っていたため、自宅に上がり家財を運び出しや解体をするチームと外で軽トラックにのせるチームに分かれて作業を行いました。終日雨での作業で、タンス等かなり重たいものも多くありましたが班のメンバー全員が主体的に意見を出し、声を掛け合いながらスムーズに作業を進められたことは、連合組織の連帯を感じることができました。
 軽トラックで仮置き場に荷物を運ぶ道中では、斜め傾いている電柱が続く道、道路でマンホールだけが隆起している道、家が崩れで大きく車道まで建物の建材がはみ出している道もあり、被害の大きさをまざまざと感じました。
 ボランティア終了後、家主さんからは「皆さんのおかげで家の整理ができました。少しずつこれからも頑張っていきます。本当にありがとうございました」と何度も何度も感謝の言葉をいただきました。
 残り3日間、自分たちができることをしっかり活動してきます!