2006年2月26日(月) | |
◆連合東京青年委員会「第13回雪国ボランティア」に参加しました。 川嶋中央執行委員からのボランティアレポート ■ 2007年2月9日(金)から11日(日)に、連合東京青年委員会主催「第13回雪国ボランティア」が実施され、大森さん(SRD第2支部)、高瀬さん(矢板支部)、中央執行委員会を代表して私、川嶋の3名が参加しました。全体では各産別から総勢63名が集まりました。 新潟県柏崎市高柳町で行なった3日間のボランティア活動の様子と地元の方々との交流について報告します。 |
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●1日目 連合東京(田町)を9時にバス2台で出発。現地に到着したのは午後2時頃でした。午後4時からは新潟県柏崎市高柳町総合センターで入国式が開催されました。 入国式で樋口高柳区長から、「若い人たちがボランティアに参加して雪掘りの手助けをしていただくことに感謝しています。また、地元の人々も、東京の若い人たちとの交流を非常に楽しみにしています」との歓迎の挨拶がありました。その後、参加者一人ひとりに入国証が配られました。入国式終了後は、地元の方々の指導で「かんじき」作りを体験しました。竹を輪にしたものにロープを結んで作りますが、結び方が難しく苦労しました。夜は、「かんじき」作りの指導をしていただいた地元の方々、ボランティアに参加したメンバーと交流を深めました。 ※高柳では、「雪かき」のことを「雪堀り」というそうです。豪雪地帯のため、積雪量が半端ではなく、まさに「雪を堀る」という状態だそうです。 |
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バス2台で出発! |
入国式の様子。 入国証が一人ひとりに渡されました |
「かんじき」作り。うまく出来るかな |
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主催者を代表して挨拶する 連合東京安藤青年委員会委員長 |
歓迎の挨拶をしていただいた 樋口高柳地区長 |
地元、連合新潟石塚青年委員会委員長 | 夕食交流会で中締めをする高柳郵便局長 |
宿泊先の民家には囲炉裏がありました | 囲炉裏を囲みながらの懇親会 |
茅葺き屋根の家は天井が高いです | |
●2日目 朝から除雪作業を行いました。去年は大雪で3メートルを超える積雪だったそうですが、今年は暖冬の影響で雪が少なく積雪は40cm程でした。午前中で除雪作業は終了し、午後は地元で昔から遊ばれている「ぼうびき」というゲームを楽しみました。7本のたこ糸のうち1本に沢山の5円玉を結びつけ、その5円玉を結んだ糸を引き当てた人が勝ちという単純なゲームでしたが、非常に盛り上がりました。この「ぼうびき」には、宝を引く(宝引き)という意味があるそうです。 夜は、宿泊先の茅葺き屋根の家で、今日1日お世話になった方々との交流会を開きました。茅葺き屋根の家には囲炉裏もあり感動するとともに、どこかほっとする感じがしました。夕食には郷土料理が振舞われ、美味しくいただきました。 |
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2日目の朝。高柳地区の様子 | |
除雪作業開始。昨日作ったかんじきが大活躍! | |
昼食の定番カレーライス。美味しそう | いただきま〜す |
「ぼうびき」ってかなり盛り上がりますよ | |
二日目の夕食交流会で挨拶する 連合東京鎌田青年委員 |
今日も1日お疲れさまでした。乾杯! |
●3日目 ボランティアの最終日は、「ジョンノビ村」で笹団子作りを体験しました。材料が良かったのか、腕がよかったのか分かりませんが、最高に美味しく出来ました。 ボランティア活動の締めくくりとして、参加者それぞれが3日間の感想を和紙の葉書に書きました。 「ジョンノビ」とは、高柳の方言で「ゆったりできる、ほっとできる」という意味で、農作業を終えた達成感、雪堀りを終えた安堵感を得た人にしか、本当の「ジョンノビ」を味わえないと地元の方が話していたのが印象的でした。私たちがボランティア活動に参加し感じた気持ちに共通するところがあるかもしれません。 |
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茅葺き屋根の家と高柳地区の様子 | |
おいしそうな笹団子が出来ました。記念に写真撮影! | |
今回の活動を振り返って、みんなで感想文を書きました | 中央労金労組から参加した3名です。 お疲れ様でした。 (左から川嶋中央執行委員、大森さん、高瀬さん) |
参加者の集合写真 | |
ボランティア活動に参加して〜参加した川嶋中央執行委員より 今後、仕事をしていくうえで新たな1ページを作ることが出来ました。人と人とのふれあいは、ろうきんの理念にも通じていると思います。ボランティア活動という言葉が注目されたのは、阪神・淡路大震災からだとそうですが、「ボランティア」の語源はラテン語の「自由意思」を表す言葉からきているとのことです。困っている人たちに何かしてあげなければならないという義務感よりも、自分が尽くす対象があることに感謝しつつ、自分も楽しみながら行動することが本当の意味でボランティアなのかなと感じました。また、労働組合の活動にも共通することが多くあると感じました。 |