2006年6月27日(火)
◆第5回青年委員会を開催後、
  使用済み切手の寄付するために(財)ジョイセフを訪問しました。

 6月20日(火)、担当部の杉山・福田・塗師、青年委員として小松崎・本田・入倉・小澤・井上・前田が出席し、5回青年委員会を開催しました。
 主な議題は、@通年活動の取り組み状況について、A統括支部青年委員会報告について、B2006年度青年委員会活動の総括と2007年度青年委員会活動について、でした。
 通年活動の取り組み状況については、「職場でできる身近なボランティア活動」として2月から取り組んでいる使用済み切手の集約状況の報告を統括支部単位に行いました。また、統括支部青年委員会活動報告では、5月〜6月に行われた新入組合員歓迎行事などが報告され、情報の共有化を図りました。

 青年委員会終了後、使用済み切手を寄付するために出席者全員で東京・市ヶ谷にある「(財)ジョイセフ」を訪問しました。(財)ジョイセフの事務所では、担当者の簡野氏から、ジョイセフの活動内容や切手を収集するうえでの注意事項、集められた切手がどのように途上国の人たちに役立てられるのかなどについて説明をうけ、入倉議長より使用済み切手(6,807g:換金すれば約6,000円分)の寄付を行いました。担当者からは、「寄付いただいた組合員の皆さんに感謝したい。今後もこの取り組みを続けていただき、途上国への援助活動を応援していただきたい」とお礼を言われました。
 その後、切手やクオカードなどが集められ、仕分けされている現場を見学。自分たちが何の価値もないと思っている使用済みの物も、収集家の中では価値のある物であったりする。また、一人ひとりのちょっとした活動が大きな力になることを実感することができました。今後も「身近なボランティア活動」として使用済み切手の収集取り組みを継続していく予定ですので、皆さんのご協力をお願いします。

◎使用済み切手は、途上国に再生自転車を輸送する際の輸送費の一部に使われます。
世界中で妊娠や出産が原因で命を落とす女性がいます。その数は一分間に一人とも言われます。その原因は、不衛生な環境(場所)での分娩や医師や看護士が不足しているためです。(財)ジョイセフではこうした状況を改善し、安全な分娩を保障するために医療器具などの物資のほか、看護士が妊婦の自宅を容易に訪問できるように再生自転車を途上国に寄贈しています。(寄贈される自転車は、駅前に放置されていたものなどをリサイクルしたものです。この再生自転車のおかげで安全な分娩ができ、多くの命が救われており、「命の足」と呼ばれているそうです。)
しかしながら、自転車を途上国に寄贈する費用は1台当たり1万円かかり、担当者の頭を悩ませているそうです。そこで使用済み切手やクオカードなどを収集し、仲介業者を通じて収集家に売却。その換金資金を輸送費にしているそうです。(現在は国内の切手なら1,000グラム当たり1,000円程度、海外ものなら3,000円程度だそうです)


第5回青年委員会の様子
青年委員会では、統括支部青年委員会の活動内容について青年委員それぞれから報告し、情報の共有化を図っています。
本田青年委員(群馬統括)
小澤青年委員(東京統括) 入倉青年委員会議長(千葉統括)
福田中央執行委員(埼玉統括) 井上青年委員(神奈川統括)
前田青年委員(山梨統括) 小松崎青年委員(茨城統括)
ジョイセフの簡野氏 ジョイセフの活動について
説明を受ける青年委員のメンバー
とても真剣だぁ 「使用済み切手の収集するうえで何を注意
したらいいですか」質問する井上青年委員
「職場における身近なボランティア活動」の
取り組みについて説明する入倉議長
使用済み切手の寄付をしました!
事務所には、全国から使用済み切手やクオカードなどが毎日届いていました
使用済み切手などの仕分け方の説明を真剣に聞く青年委員
クオカードの仕分けはボランティア職員の方がしていました クオカードの種類はいったい何種類?