2006年3月19日(日)
◆協同総研特別セミナー&
「協同労働の協同組合」法制化を求める市民のつどいに参加しました。

 3月16日(木)14時30分から、明治大学駿河台校舎研究棟にて開催された協同総研特別セミナー「協同組合の視点から見た労働と社会開発 −バルベリーニICA会長と語る−」に梅村委員長と近藤副委員長が参加しました。
 協同組合は、世界150カ国に広がり、8億人の組合員が、そして1億人が協同組合で働いています。本セミナーでは、「日本におけるワーカーズ・コープの事業・運動・法制化」をICA(国際協同組合同盟)のバルベリーニ会長と質疑を通して学習しました。
 また夕刻からは、「協同労働の協同組合」法制化を求める市民のつどいにも参加しました。この「つどい」では、第一部で、3名の方からの協同労働の現場から発言があり、まだ日本にはない「協同労働の協同組合法」を求める強い訴えがありました。さらに第二部では、バルベリーニICA会長からの報告、中央労福協の笹森会長からのコメント、池上京大教授からのコメントを日本労働者協同組合連合会の菅野理事長がコーディネイトし問題提起をしました。最後には、個々の組織が独自に活動するのではなく、連携して運動を進めていくことを約束し閉会になりました。
 中央労金労組は、中央労金の展望として、「ろうきん理念」に合致するこうした活動・運動、組織に協力できることが、必ずあると経営に提言しています。まだ過程ではありますが、それぞれの組織とともに研究を進めていこうと考えています。
特別セミナーのようす
「協同組合と労働組合とのかかわりかた」について質問する梅村委員長
進行は、明治大学の中川教授 日本におけるワーカーズ・コープの事業・運動・法制化
について問題提起した
日本労働者協同組合連合会の菅野理事長
ICAのバルベリーニ会長 セミナー前に労働金庫の労働組合役員として
紹介された梅村委員長
ILO総会に2回参加した梅村委員長は、NOVAで鍛えた
英語を駆使して・・・・・。でも会長はイタリアの方でした。
明治大学リバティーホールいっぱいに集まった「市民のつどい」
バルベリーニICA会長からの報告 中央労福協の笹森会長からのコメント