2005年10月8日(土)
◆東京金融共闘会議泊まりこみ幹事会に参加しました

 10月1日(土)〜2日(日)、恒例となっている東京金融共闘会議泊まりこみ幹事会が静岡県・熱海で開催され、梅村委員長(東京金融共闘副議長)と塗師執行委員(東京金融共闘幹事)が参加しました。

 初日は証券・損保・信金・銀行の組合役員が参加し、それぞれの業態で起きている労働実態や、労働組合としての課題などについてじっくりと議論をしました。経営から組合役員の不当配転で闘っている組合役員の方は「他の業態の組合役員もそれぞれがんばっていることが、じっくり話し合いをしてわかり、勇気をもらえた」と感想を話していました。

 2日目は、協同金融研究会事務局長の生澤氏より「混迷から抜けきれない金融界」というテーマの講演を受けました。生澤氏は前年度銀行の不良債権比率の大幅な「改善」は、債権回収機構や、民間の債権買い取りサービサーに売却して数値を作り上げており、特に外資系サービサーは利益の出る案件目当てに買い取りをし、その他の案件について「企業再生」などの工夫をしないのが実態であり、そのため中小企業の倒産があいかわらず多くでていることを指摘されました。
幹事会のようす 熱海の町
遠くに見えるのは初島です。
参加したメンバーで・・・・・。
後列一番右が梅村委員長、前列一番左が塗師中執