2005年6月9日(木)
◆第4回経営政策フォーラムを開催しました!

2005年5月28日(土)、労金会館9階会議室で約100名の組合員が集まり開催しました。2001年に中央労金労組を結成して以来、毎年1回開催し、今年で4回目になります。これまでに「私も言いたいアンケート」を多くの組合員から寄せてもらい、そのまとめを発表したり、ろうきんについて研究されている学者の方の講演を聞いたりして開催してきましたが、今年は、中央執行委員会・経営政策部を中心に『中央労金の展望と政策提言(素案)』をとりまとめ問題提起を行うことになりました。
 フォーラムの前半でこの素案を経営政策部長の桑原副委員長が提案し、後半では、連合・高橋副事務局長に「今、勤労者が労働金庫に求めるもの」と題した講演をしていただきました。

 この素案は、2004年に全労金がまとめた「労働金庫事業の展望と政策提言 〜魅力ある金庫施策の提供に向けた全労金の提案〜」を踏まえて、中央労金の将来像をイメージして作成してあります。まだまだ荒っぽい提言ではありますが、このフォーラムでいただいたご意見等を参考に中央執行委員会でとりまとめていくことにします。

 後半で講演いただいた、連合・高橋副事務局長からは、連合の進める「組織拡大と地協のワンストップサービスの提供」を中心にお話しいただきました。その連合の進める組織拡大には、これまで閉鎖的だった労働運動を広く労働者全体のものにしていくことの重要性を説かれていました。まさに労金運動とオーバーラップするものでありました。また、地域に光をあてて、地域労働運動の重視も説かれ、労金・全労済・労福協・NPO・連合が協同してワンストップサービスの提供を提起されていました。
 高橋氏からの提案は、どれをとっても、前段で提起した「素案」のなかでふれたことと一致するものであり、今後の中央労金のあるべき姿の方向性を後押ししてくれたものとなりました。
司会進行は、安藤中執(経営政策部員) 主催者挨拶をする梅村中央執行委員長
会場のもよう
(手違いで横断幕は「フォーラム」ではなく、「セミナー」になってしまいました)
政策提言の素案を提起する
桑原副委員長
当日の資料
会場一杯の参加者たち
連合の高橋副事務局長の講演
発言された栃木統括支部の川嶋さん 神奈川統括支部の石神さん
東京統括支部の大屋さん 東京統括支部の宮沢さん
神奈川統括支部の杉山さん
会場には、女性の参加者めだちました。
フォーラムのまとめと補足提起を行った近藤副委員長