2005年3月8日(火)〜13日(日)

現地の三宅島から
携帯メールで毎日送られてくる「梅村レポート」

1日目

 七日、朝五時に三宅島に無事到着。いきなりレベル3の火山ガス注意報の中、防毒マスクを装着しながら下船。宿泊所の伊豆老人福祉センターで仮眠をし、7時に起床。朝食後9時から5班に分かれ作業開始。

 酸性雨で穴が開いてしまったお宅の家財整理。おじいさんが一人暮らしをする準備で、娘さんご夫妻が今朝着いて午後とんぼ帰りでまた島を発つという強行スケジュール。家中全てのものが水浸しで大量のゴミだし作業となった。

2日目

 二日目の班編成表に私の名前がありませんでした。今日は私だけインチキ事務局員として、現地事務局のお手伝いをすることになりました。朝九時、島民の方からのニーズに応え除灰作業や室内整理の任務を負ったみなさんを送り出し、宿泊施設の清掃・整理、電話番、ボランティア作業に汗を流す皆さんの昼御飯デリバリーなどをして一日が過ぎました。

ボランティアメンバーが出かけた後のセンター入り口 力仕事の除灰作業を行うボランティアメンバー
三宅島現地センター事務所
3日目

 ボランティア三日目の本日は、ご高齢の島民ご夫妻の自宅家具運搬などの作業にあたりました。作業の合間にお話をして、昼食時にはおいしい味噌汁と手作りのプリンを出していただきました。天気も良く、気温も18度位の心地良い一日でした。

事務局の坂上さんご夫妻。
島で美容院をされていたそうです。
事務局の有馬さん。
いつも島民の方のお宅を回り、励まされています。
男性寝室のようす。11時就寝です。 三宅島の商店のレシートにも
「頑張れ三宅島」のメッセージつきです。
4日目

 今日は朝から強い雨が降り、屋外作業は中止になりました。私はD班のリーダーになり、4人のメンバーでこれまでボランティア作業に入ったお宅の声掛け訪問をしました。4軒のお宅に伺いましたがどのお宅でも歓迎していただき、しばらくお話をして島民の方々と交流をしました。明日、これまで一緒だったメンバーのほとんどが帰ってしまいますが、私はさらにもう一日がんばります。

島民の方のお宅での交流 その2
その3 夕方には大雨警報が出るほどのどしゃ降りでした。
5日目

 今日は雨が上がり最後の作業をしました。これまでのメンバーが一気に2355人帰り、いつも5つの班で行っていた作業が一つの班になってしまいました。若者3人とお年寄のお宅で火山灰の除去作業とタンスの移動を行いました。順調にいけば明日の午後帰る予定です。様々なメンバーと仲良く充実した日々を過ごすことができました。

除灰作業のようす ひたすら火山灰を土嚢袋に詰め込んでゆきます
作業後の楽しみ、お風呂施設 魅惑のマッサージチェアまで完備!
女子大生のボランティアさんも来てます。 でも絵はこんな腕前です。