2004年11月10日(水)
「いま『協同』を拓く2004全国集会inながの」に参加しました

 10月30日〜31日、長野市で「いま『協同』を拓く2004全国集会inながの」が約1200名の参加で開催されました。中央労金労組が会員となっている「協同総合研究所」の呼びかけにより、労組本部から梅村委員長と桑原副委員長の2名が参加しました。
 この集会は人々が力を寄せ合い、人間らしく働き、暮らし、生きることができる地域社会を「協同」のちからで実現しようと、1987年から全国各地でそうした取り組みをされている方々集まり、隔年毎に開催されているものです。
 今回9回目の開催は長野市で開催され、初日の記念対談では田中康夫長野県知事と堀内光子ILO駐日代表が「これからの地域・くらし・仕事〜2自治と協同の1世紀のモデルを〜」というテーマで1時間半にわたり、お金だけでない真のゆたかな地域社会づくりの重要性について話されました。その後、寺島実郎日本総合研究所理事長が「世界潮流と日本の進路−地域・NPO活動がもたらす公共の創造」のテーマで講演をされました。
 31日は14の分科会に分かれ、梅村委員長と桑原副委員長は「協同組合と労働組合の未来を語る」という分科会に参加し、「労働組合と協同組合」というテーマで「労働運動は『非営利協同セクター』との共同を目指すべきであり、労働者福祉金融機関である労働金庫は協同組合として役割発揮を果たすべきと考える」との報告を行いました。
 なお、地元長野労組、静岡労組、ろうきんセントラル労組(新潟労組は地震被害支援のため出席できませんでした)もこの集会に参加されました。
初日オープニングアクト
下諏訪木遣保存会のみなさん
総合司会は元お天気お姉さんの
相澤早苗さんと労協長野・村上さん
初日対談 初日寺島氏講演
初日・地元木内飯山市長の報告
2日目分科会のようす
分科会コーディネーターの
日本労働者協同組合・菅野理事長
梅村委員長が「労働組合と協同組合」
というテーマで報告しました
とりあえずリラックスする桑原副委員長
(長野の集会終了後・新潟中越地震罹災地に行ってきました)